
- お仏壇を安置する場所や向き・方角は?
- 特に決まりはありません。家の構造にもよりますが、朝夕お参りしやすいところで清々しい気分が保てるということが基本です。
一般的には直射日光を避け、風通しがよい場所として南向き、お参りする人が西方浄土を向くことにより東向きがよいといわれます。 - お仏壇を購入するのによい時期は?
- お仏壇をお求めになるのに、良い時期とか悪い時期とかはありません。
ご不幸があった場合は、四十九日の法要までにお求めになるのがよいでしょう。
それ以外は、お盆、お彼岸、年回忌、家の新築などを機縁としてお求めになる方が多いですが、思い立ったが吉日で時期はいつでもかまいません。
家の新築の場合は、先にお仏壇を決めて、その大きさに合わせて仏間を造った方が納まりがよいです。 - 家族に不幸が出た時はお仏壇の扉は閉めるもの?
- 家庭に不幸が出た時は、お仏壇の扉は閉めるものだという話をときどき耳にしますが、これはおそらく神道からの影響なのでしょうが仏教では異なります。
神道の世界では、死者はけがれたものという考え方があり、神棚に白い紙を張り、拝礼をしてはいけないとされています。
そしてこの紙は喪が明ける50日祭の後はずされますが、仏教にはもともとそんな考え方はありません。
49日までの間も、普段どおりお参りしましょう。
- 古い仏壇の処理はどうすればいいの?
- お仏壇を新しく買い替えられる方は無料で引き取らさせていただきます。
引き取りのみの方は、お仏壇のサイズによって費用が変わってきますのでご相談ください。
- 先祖の古い位牌が仏壇の中にいっぱいになってしまった。どうしたらいいの?
- 仏具店などで繰り出し位牌を求めてまとめるか、先祖代々のお位牌を作りそれぞれのご戒名等は過去帳に書いてはいかがでしょうか。
・繰り出し位牌(くりだしいはい)
屋根や扉のついた位牌の枠の中に、戒名・法名を記した板位牌を何枚か納めることが出来ます。いくつもの位牌を並べられないときに便利です。
・過去帳(かこちょう)とは、故人の戒名、俗名、死亡年月日などを書いておく帳簿です。
- お仏壇のお手入れはどのようにすればいいの?
- 普段は毛バタキでほこりを払ったり、柔らかい布でやさしく乾拭きして下さい。
金仏壇の場合は、金の部分には触れないで下さい。(金のはがれ変色の原因となります)